081　2017年5月19日配信「仕組みをよく知っている人と同意しかねる」

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オンラインストレージサービス、どこまでお金払う？

この議題については、立場により様々あるので単に画像保存だけでは片付けられない問題であります。
また、所有の端末PCの種類や数によっても最適は変化します。

画像に特化した保存の特徴を以下に書き出してみました。

Googleフォト

1アカウントあたり15GBくらいまで無料（時々セキュリティキャンペンなどで要領積み増しされる。私の無料領域は現在1.1TB）
Google任せでスケールダウンさせれば　容量無制限で扱われる
容量無制限の画像はJEGやPNGなどで、RAWデータはGooglフォトではアップロードされず、Googleドライブに入るのでカウント対象となる
自動生成：タグ、アルバム、「この日の思い出」、ロケーション履歴からのGPS付与
タグ以外は自己編集可能
RAWなどのオリジナルデータはローカルのHDDに保存し、Googleフォトは検索用インデックス、携帯用端末からのSNS共有用としての使い方がオススメ

OneDrive

１アカウントあたり5GBまで無料（hotmailメールなど全てのサービスを含む）
そもそもoffice365を使っている人のサービス（オンラインストレージ）と捉えるべき（office365 soloで年間12,744円：1TB）
フルサイズでバックアップ（スケールダウンによる要領無カウントはない）
自動タグが生成される。自己編集可能。タグは１ファイルにつき３つまで

Amazonプライムフォト

プライム会員（3,000円/年：記事現在）サービス
なんでも放り込める
検索が苦手　タグなどなし

（ここに、Adobe Creative Cloudは入ってないんですよね...　有料会員でもMax20GBなので比較余地なしということなのでしょう）

手軽に導入できて痒いところに手が届くサービスはやはり、Googleサービスかな　と思います。

時期が来ると現れる「この日の思い出」
特に写真枚数の多い日を
「イベントのあった日」とサーチするようで
特にアルバム化していなくても自動作成されたコラージュで知らせてくれる

プリセットされた写真の検索方法（一部）

「感謝祭」という項目があるから何だろう？と思ったら
そういうことか
（こちらが日付を検索したわけではない）

じゃぁ、「ゴールデンウィーク」は？　と検索したが
そこはローカライズされていないようだ

「バレンタイン」はある
しかし日付以外の数式が見て取れるのが面白い
色。特に♡マークには過敏に反応するアルゴリズムのようで
BPM（心拍数）のスクショはもれなく反応していた

用意された「場所」や「物」の一部
これ以外に検索窓に言葉を入れると検索可能

「場所」ついての判断材料は以下の３点と考えられます

画像自体につけたジオタグ
ロケーション履歴 = ロガー機能からの位置情報データ利用による推定ジオタグ付与
他ユーザーのジオタグつき画像からの機械学習

画像自体につけたジオタグと
ロケーション履歴 = ロガー機能からの
推定ジオタグ付与機能

シンガポール、イスタンブールは
ジオタグをつけていないので完全な機械学習

【画像】

物については、タグの自己編集機能はないので
全てが完全な機械学習

時々間違っているが
それも面白い

私の利用内容（概算）

「Googleドライブ」利用状況とストレージプランはwebで確認できる
https://www.google.com/settings/storage
どのオンラインストレージを利用するか　は、現在別のブログ用に執筆中

キモとなる設定とモバイルデータ通信

「容量無制限」にチェック
「モバイルデータ通信を利用」は採用データプランとライフスタイルで適宜

「容量無制限」にチェックを
「モバイルデータ通信を利用」は適宜

以前来た質問で　非常に危険な認識の人が居たので、紹介。

「モバイルデータ通信を使用してバックアップ」をオンにしておけば、
モバイルルーター（SIMを挿して使うバッテリー付きやUSBから電源供給するタイプのルーター）のWi-Fiも Googleフォトアプリがモバイルデータ通信だと感知してバックアップを開始しない」　

と主張してくる人が居ました。

逆に、「モバイルデータ通信を利用」がオフになっている時というのは
Wi-Fi環境下で端末がつながっている時に限りバックアップを開始する　ということなのですが

この方の解釈を噛み砕いて言うと、
オンになっていても、Wi-Fiルーターがモバイルデータ通信を利用していることを感知するから「Wi-Fiではなくモバイルデータ通信であるとGoogleアプリが判断する」と言うことだそうです。

オンライン上でかなり討論したのですが、物別れに終わりました。

上記のようなことはけっしてなく、端末がどんなバックボーンのWi-Fiであれ、
繋がったあとGoogleフォトアプリを起動すれば、自動でバックアップがはじまります。
アプリがバックグラウンドにまわっても、一定時間バックアップを取り続けます。「バックグラウンドにまわると、処理が遅くなりますけどいいですか？」と忠告してくるほどです。
パケット通信量に制限がある場合、アプリの起動タイミングは是非考慮したほうがいいです。

ホテルのWi-Fiなら大丈夫だと思ってもポートを塞がれている場合があり、そちらも注意が必要です。　実際私もバックアップできなかったことがあります。

そんな出先でのバックアップ最終手段は、ノーカウントの「高速通信OFFモード」です。
何度も既出の情報ですが、直近3日合計366MBまでは速度制限を受けずに利用することが出来ます。しかもSIMごとに適用されます。（IIJmioの場合ですが、他幾つかのMVNOに採用実績があります）

参照
　IIJmio　高速通信「OFF時」の利用について | Perle -3C-　je les veux❤

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