2017年7月28日金曜日

091 2017年7月28日配信「3番ゲート と 自由研究」


メニュー

天王寺アップルクラブ Podcastで紹介した記事へのリンクとタイムライン一覧







実はテイク2
ちょっとした作業工程ミスにより、テイク1は使えない音源となりました。
同じ話をする(録り直す)のは苦手です。 ニュースで示された内容以外、話の筋自体に台本がないからです。(オチが決まっていることもほとんどない)
そして、一度マメに説明してしまうと既出として「それ」などの指示語になってしまうことも本番一発録りを好む理由です。

すると、ちょっとしたタイミングのズレや言い回しの違いによって2度目の話の方向(広がり)はかわっていきます。 今回もそんなこんなで、テイク1,2でちょっと違う流れになってしまいましたので、収録漏れした意見を以下にまとめました。

  • 既にマップ・ロケーション ナビ アプリはユーザーごとにほぼ決まってきている感がある
  • 通常「出発地〜目的地」をナビゲーションして使うものである
  • 地下だけはこのアプリなど、切り替えて使うだろうか?
  • これがアプリで独自に立ち上げなければならないというものより、既に使っているアプリにモジュールとして組み込まれるといいな
  • このままでは施設内専用アプリなどになってしまうなぁ...
  • ということで、空港の例え(ここだけで完結しそうだったから)
  • 地下街の話については大道さんはあまり共感していなかったみたい
  • 今後、案内誘導がVRで出るようになったりしてね



名古屋駅で新幹線から近鉄に乗り換えるnobiさん
あの日はAUGM三重の前日で、キーノートスピーカーのnobiさんと直接連絡が取れるのは私だけというヘンな状態で。 必然的にアテンド役となった。 
ご存じのとおり、各地で時間ギリギリ!とか、雪で飛行機飛ばない!どうしよう? なんてハラハラさせるのが上手いのもnobiさん。 だから、彼の動向を Twitter や facebook 越しに 見守る 監視する のはスタッフの習慣になっていると思う。

ここにはないが、facebookで「タクったらひんしゅくな距離?」というのを見かけて大慌てで、そっちの方が時間かかる! 最短ルート教えるから! ということで
始めに乗車位置を確認。 そこから地図に線を描いてみたが、やはりわかりにくい... ひらめいたのが先日友人が案内動画を撮影していたのを思い出して。 それは別の場所だったので、改めて良さそうなのをYouTubeで片っ端から検索する。 予見して、まずは中央コンコースは混み合うので乗り換え改札を使う指示をして出発点まで文章で誘導、ポイントになる曲がり角を間違いに気づく場所も一緒に再度伝えた。

これまでも、新幹線ギリギリの時間に出発する人には 地下鉄はどの車輌に乗って、どのエスカレーターを使うと混み合わずに新幹線改札までたどり着けるかを教えてきた昔の仕事のことをちょっと思い出した出来事でした。
今後、こういった案内が日常になって行くのでしょうか。
ヘッドマウントディスプレイがあればそれも近く実現しそうですが、 ちょっと今のアレは大がかりすぎて恥ずかしい。 GoogleGlass サイズのなら大歓迎ですけれども。

東京駅で成田エクスプレスに乗りたい見知らぬ外国人を放っておけず、助けていたら予定の新幹線を1本逃したというところもnobiさんらしいエピソードでした。



「景品水増し」などと呼ばれた事件
秋田書店の「読者プレゼント水増し」告発後に解雇された女性、会社と「和解」成立 - 弁護士ドットコム(2015年10月28日)



リニア中央新幹線 東京-名古屋は40分だそうです
宇宙開発には非常にコスト意識の高いイメージがあるイーロン・マスク氏。 ちょっと意外でした。 トンネルを安く掘れる技術でも持っているのでしょうか。

「NY−ワシントンDC間を29分でつなぐハイパーループ、政府の承認を得たよ」とイーロン・マスクがツイート|ギズモード・ジャパン


高速鐵道でトンネルというとコレが思い浮かびます。

ユーロスター(国際高速鉄道)です。
ドーバー海峡下をトンネルでくぐり、現在は英国(ロンドン・アシュフォード)、フランス(カレー・リール・パリ)、ベルギー(ブリュッセル)間で営業運転しています。
仏英を往復したのは今でも良い思い出です。

古い車体2006年(Waterloo駅にて撮影。 今はSt Pancras駅となっている)
薄汚れているのは、高速で走る車体にぶつかった虫です


EU加盟国としてヒト,モノの行き来が自由といえども、飛行機なみのセキュリティでした。
手荷物の全てがX線を通ります。
出入国管理のスタンプも押されます。 日本人と偽るアジア人が多いのか、日本語チェックを受けました。 ヘンに外国語を使わない方がいいみたいです。
スタンプはAirで入出すると飛行機デザインのスタンプで、Trainで入出すると蒸気機関車デザインのスタンプでした。 ですが、今見返すとフランス出国時にはこの柄以外にもう1つのスタンプが押されていました(そちらは味気なく IMMIGRATION OFFICER の文字が)
左がユーロスターでパリ北駅からフランス出国時のスタンプ
イミグレのスタンプは大抵かなりな大雑把に押してくれてます
日本以外は


少なくとも、出発30分前までにチェックインを済まさなければなりません。
席には複数クラスがあるのですが、ビジネスプレミアクラスになると、専用ラウンジが使えたりします。
私たちが利用したのはスタンダードプレミアクラス。 これを含む上位2つは、乗車の時間帯で朝食・ブランチ・昼食・アフタヌーンミール・夕食が座席で提供されるのですが、これは運賃に含まれています。 ここではミニボトルのワインもエクストラチャージなしです。 ハードリカーはなかったようなきがします。


カトラリーにユーロスターの文字
昼食と夕食の時間帯が狙い目かも


現在は180日前からネット予約が可能で、閑散時間帯ディスカウントや 所謂"早割"なども存在するようです。

と。 まぁ、どこまでも飛行機のようなかんじです。
これからの新高速鉄道はこのようになっていくかもしれません。 すると結局所要時間を吸収してしまうのではないか? という気もしてきますが...


私たちは ユーレイル (仏英)セレクトパスセーバーフレキシ で用意して日本から席予約しました。 こちちらはユーレイルパス枠募集でしか座席を予約できない(対象便が限られている)など、制約がありますがその分少し安い。 それで往路は昼食、復路は夕食の時間帯に利用しました。

少し用語を説明しておくと
  • ユーレイルパス:ヨーロッパの加盟鐵道が乗り放題になるチケットのことで、以下の説明は「組合せの名称」だったり「適用割引の名称」だったり
  • セレクト:全部が乗り放題になるのは非常に高いし無駄なので、通常は必要に応じた利用国の組合せを決めて申し込む。 チケットのことをセレクトと呼ぶ 今は制度がちょっと代わり このなかでも組合せる国により3パターンHIGH、MIDIUM、LOWとあるらしい
  • セーバー:2〜5名が同じ旅程で旅すること(2人以上で旅行しているならこれがオススメ)
  • フレキシ:一定期間連続して使うパスもあるが、フレキシなら使う日の日付を書き込んで使うタイプのチケット いずれも使用期限あり


パリ-ロンドン間を往復する 新車両「E320」は所要時間が2時間となるそうです。(それまでは2時間15分)
しかし、以前(都心部はゆっくり滑り出していた頃)のように景色が見られることはなく、最初から最後までトンネルだそうです。
昔はカレーやリール(フランス側)近くは地上を走ってたイメージだったのに...
高速にするには致し方ないのかもしれませんね、リニア中央新幹線もほとんどトンネルらしいですし。

ユーロスターより歴史の古いコンコルド(定期就航は結局エルフラとブリのみ)だったら、コンコルドのコスト高であることと、2001年の墜落事件の影響から伸び悩み2003年に運行停止。 以降、飛行機移動より鐵道での移動が主流になったと感じています。

TGV(フランス国鉄高速鐵道)も何度かの旅で何度か乗っていますが、また最近延伸したし、ボルドーまでの所要時間が短くなったと聞いたのはたしかまだ今月の話です。

それにしても今はホントにいい時代ですね。
ちょと検索すると「まとめ」なる他人の情報を勝手にアレンジしたページが作られていて、当時トーマスクック時刻表を片手に旅行会社の担当者と何度も細かいやりとりをしたものです。

トーマスクック:近代的旅行代理店の元祖(...と言っていい) 同社が発行する時刻表はヨーロッパの鐵道時刻表とその詳細規約で尤も詳しい月刊雑誌だったが、2013年夏秋号を最後に休刊となった。 日本流通版は地球の歩き方で有名なダイヤモンド社が年2回発行していました。 もちろん最終刊は未だ手元に保存してしています。

ヨーロッパを鐵道で旅行するというのは時間とお金に余裕がないとできない贅沢です。 ですが、地図の上を旅するのはタダですので、時刻表に照らし合わせて Googleストリートビューで行った気になるのもなかなかいものです。 あ、これも時間がないとなかなかできませんが。 よろしかったら是非。

中央新幹線|JR東海
トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表 日本語解説版休刊のお知らせ|地球の歩き方トラベル

なーのーに、何故売ってんの??? (^^;;



ヨーロッパ鐵道時刻表 通称「トーマスクック」

トーマスクック鐵道時刻表(日本発行最終刊 2013年夏号)
日本のJR時刻表と同じような検索方法(あ、こっちが元祖か)

2006年春から、待望のTGV Saint Maro延伸で
Mont Saint-Michelからの帰りSaint Maroで泊まってTGVでパリまで戻ってきた

なんと、トーマスクックには日本の鐵道時刻表もほんのちょっぴり掲載している
というか、ヨーロッパ旅行者が訪れそうな国の時刻表やちょっとしたガイドが記してある
日本の前は中国のページだった



コンコルドと言えば...

同時期にパリ郊外にあるル・ブールジェ航空宇宙博物館に収蔵されている
コンコルドももちろん会いに行ってきました
内部も見学できます



繰り返しになりますが、今は本当に良い時代です。
ISSですら、ストリートビューで360度見渡すことができる時代です。
私たちが訪れた時は、GoogleMapはなく、もちろんルート案内も博物館のホームページすらなく、たどりつくまでの道のりは長かった。 名古屋市営バスより、この路線のバス案内の方が後の対応だったことは未だ鮮明に覚えています。 パリ北駅から RER B線でル・ブルージェ駅まで。 その先152番路線バスに乗って博物館前で降りたと当時のメモ書きが残っています。

まず、
  1. パリ北駅の相談しながら切符を購入できる場所で順番を抜かされながら、英語可の窓口が空くのを待つ
  2. 博物館に行きたいと資料を見せ、行き方を尋ねる
  3. くだんの通り、RER B線でル・ブルージェ駅まで行く、が、その先はわからない。 バスがあるが乗り場がどこかはわからないから降りたら現地で人に聞いて
  4. ル・ブルージェまでなら「ゾーンZONE 1」なので地下鉄の「Ticket t+」で行ける。回数券「Carnet Ticket t+」でももちろんOK このTicket t+はバスも乗れる。 バスは前乗り先払い
  5. 駅にターミナルはなく、バス停は行き先別に点在していた。 訊ねた2人くらいに知らないと言われ、数人目でそれらしい場所をようやく教えて貰えた。
  6. そして、乗り込んだバスが赤信号で止まった時運転士に "Vous allez jusqu'à Le  Musée du avion?" "Pouvez-vous me prévenir quand nous arriverons?" (博物館行きますか?着いたらおしえてもらえますか?)と書いたメモ書きを見せたら "à l'opposé (オポゼ:逆方向)" みたいなことを言われた。 いつもの習慣で逆向きのバスに乗ってしまったワケで、慌てて降りて反対側の停留所へ,,, 先払いだからチケット戻って来ないし、時間は余計にかかるしトホホ

と、まぁこんなこと全部がGoogleMapがあれば簡単に解決しちゃうなんて、うらやましいなぁ... いうどうでもいい体験談でした。

今なら他の行き方もあったみたい
北駅付近からAout Bus(路線バス)1本でも行けるのか

ちなみに、日本ではたいてい「ル・ブルージュ」と呼ばれてGoogleもそう変換してくるが、 Le Bourgert と綴るので発音としては "ジェ" の方が正しい。

そんなこんなで、時々いろんなところを旅しています。


GoogleMapストリートビューで観る、ISS(国際宇宙ステーション)
ここはキューポラ。 地球観察窓 約90分で1周する。



落選記事
ビットコインに訪れた“成長痛”--8月1日に予期される「フォーク」とは - CNET Japan

ASUS、インターフェースを追加するなどChrome PCを強化|ASCII.jp



こちらのブログはTAC Podcastに連動しています
よかったら、お聞きくださいね☆

天王寺アップルクラブ Podcast 週1回を目標に配信中です。
このブログは収録に納まり切れなかった話題、楽屋話などを中心にメモ書きしています。






Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...