2016年5月7日土曜日

027 2016年5月6日配信「おやすみ3秒 と 切ったり貼ったり」


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天王寺アップルクラブ Podcastで紹介した記事へのリンクとタイムライン一覧

Chromebookがやってきた01
Chromebookがやってきた01
03'30"
SIMフリースマホ、4割弱は大手キャリアのSIMカードで利用 - ケータイ Watch
13'32"
「NuAns NEO」、関西・福岡の修理専門店での即日修理サービスを開始 - ケータイ Watch
19'48"
JAXA、X線天文衛星「ひとみ」運用断念 太陽電池パドルが分離か 「原因究明が我々の責務」 - ITmedia ニュース
27'45"
酒と肴とガジェットとゴールデンウィクークと
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最近、ASUSオシのTACポットキャスト
例のおすすめChromebookが手元に届きまして
あれこれセットアップしてみました。


すでに第一弾を別のブログでエントリーしたのですが
周囲から聞こえるのは「あれができない」「これができない」という声です。

乱暴にいえば、
「ChromeOSのベースはChromeブラウザ」とイメージする方が理解しやすいです。
MacのようなOSにブラウザーのChromeが載っているというイメージではありません。

Mac上のChromeブラウザでできることのほとんどが実現可能で、
加えて(他に)
ファイル管理のウィンドウと1枚に集約された環境設定。これだけです。

基本的にChromeブラウザーでできないことはChromebookできないと思った方がいいです。
むしろ、Mac/Windows OS上のChromeブラウザで現在できていることの全部が実現可能ではないようです。その件については別のエントリーにて紹介しようと思っています。

それから、作業のいろいろがウェブサービスをベースとしていますから
ネットワーク環境がないと使い勝手が悪いかもしれません。
しかし、Chromebookとはそういうものなのです。


何をしたくて何なら諦められるか?を見極めて購入したChromebook
前回も説明しましたが、
改めて解説しますと こうなります。

  1. 動画/音源の編集、込み入った画像の編集は諦められる。iOSアプリの機能性が向上したから。
  2. 外に持ちだしてでもやりたいこと(2週間くらいまでの旅行あくまで出先の前提)
    • 文章を速く正確に入力/編集したい
    • ブログの更新とメンテナンス(私のブログは公開非公開テスト用合わせて9つ全てがgoogleのサービス)
    • ブログで使う図解の作成(スライドアプリや作図アプリ:いずれもwebサービスで対応可能)
    • ブログで使う画像の簡単な加工(プライバシー処理が主)
    • 普段webブラウザーですること(SNSやニュース記事みたり、調べものしたり)

閲覧だけならiPhoneやiPadでも十分こなせるのだけれど、はやりちゃんとした文章を仕上げるのはiOSでは辛いと感じている人は多いはず。
その部分をカバーしてくれて、小さくてそして「価格的にも大変魅力」な端末それが ASUS Chromebook Flip C100PA-RK3288 タッチパネル/10.1インチ なのです

自分に何が必要なのか、重くて高い端末を用意してまでやらなきゃならないのか?というところがポイントとなります。
絶対リンゴマークがついてなきゃヤダって方はもう対象外なのですよね。(^_^;


キーボードは慣れの問題で自分が合わせていく必要がありますが、数日で克服できるレベルだと思います。
キータイプの反応も他のPCと大差ないように思います。重くなったら、一旦電源を落として、立ち上げ直しても30秒以内に作業に戻ってこられます。


「気になった点 これだけはどうしても」をここでは1つだけご紹介します。
英数の全角半角表示問題
MacやWindowsに比べて英数の「全角/半角」が非常にわかりにくいです
わかりやすく、作図してみました。

全角半角文字に区別がないように見える、ChromeOS
(この入力はChromeOSでテキスト入力しました)

このAのフォント。Androidでよくみかける?ChromeOS出荷時に指定されていたシステムフォント「Noto Sans CJK」 話によるとGoogleとAdobeの共同開発らしいです。

全角半角コードでしっかり分けていますが、見た目は同じように見えるフォントデザインのようです。

こちらとしてはチェックしずらく、Macで見た時全角と半角が入り乱れた汚い文章になってはいないか?と心配する限りです。


スペース(空白)を全角で取りたいのに、iOS入力だと全角指定でも半角で入力されちゃうあの気持ち悪さです。おわかりいただけそうでしょうか



Bのフォントは、MacOSにインストールされている「メイリオ」です。

システムフォントはヒラギノ角ゴを使っていますが、私のブログではCSSで指定していますので、対応している端末からご覧の方にはこの「メイリオ」でご覧いただけていると思います(iPhoneはダメですね)


MacOSから見たそれぞれのテキスト
全角と半角と区別できる


Chromebook(ChromeOS)でのテキスト入力場面
半角と全角の区別がつきにくい
変換候補に現れている文字「全角」とコメントがありますが 全角に見えない
そして、ブラウザーを通して表示すると全てが半角に見えてしまうという結果に


開封からちょっと使ってみた話はコチラにて既に公開しています
Chromebookがやってきた01|Perle -3C- 



大手キャリアを使っている人が知らないMVNO独特のサービス
  1. パケット利用料
    • パケット通信は「クーポン」化されていて、余った分は1ヶ月だけ繰越できる
    • 「クーポン」は高速通信を使える特急券みたいなもの
    • 低速通信と高速通信を専用アプリでいつでも切り替えられる
    • 普段は低速通信に設定しておいて、動画を見たり、画像のアップロードの時だけ高速通信に切り替えて使う方法が少ない通信料を賢く使う方法(メール見たりLINEのチャットに高速通信は必要ない facebookやSkype音声通話も低速通信で大丈夫)

  2. 音声通話料は「話し放題」ではないけどマイライン設定できるし、専用アプリがある
    • 専用アプリを使ってマイラインの接頭番号を自動入力。通話料が50%割引に
    • 契約が同じID内の通話なら更に割引

  3. MVNOでスマホを買うと
    • APN設定しなくてもいい場合がほとんど
    • 端末補償オプションがある
    • 手続きすれば交換端末がすぐ送られてくる
    • iPhhoneの取り扱いはないですが
いずれも IIJmio の場合ですが、概ねどのMVNOもこれに準じているのではないかと思います。


高度580km上空で少なくとも11個に分解 うち2つは既に大気圏再突入で燃えてなくなる




X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」の今後の運用について プレスリリース|JAXA 2016年4月28日
(X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」の今後の運用に係る補足説明資料 PDF リンクあり)


どこまでも深く説明しようと思えばできなくもないですが、ここでは
ポイントを絞って解説してみます(出現順不同)
  1. 高度580km上空で11個に分解され、そのうち2つは既に大気圏再突入。燃えてなくなっている
    • JsPOC ID 41443 4/20再突入
    • JsPOC ID 41438 4/28再突入(記者会見後の時間帯 時刻不明

  2. 「ASTRO-Hから3回発信された」と思われていた受信電波
    • 計5回受信した(➀内之浦・勝浦 ➁内之浦・勝浦 ➂内之浦)
    • 通信電波周波数が200kHzずれていた
    • だが、方向受信時刻が予定通りであったし、すでにASTRO-Hは異常な状態だったので何らかの原因でずれていても?という判断の元、ASTRO-Hからのものだと思っていた
    • 干渉するような電波も他に見受けられなかった
    • その後ドップラー周波数分析による精査の結果、➀➁はASTRO-Hのものではないとわかった(➂はノイズがひどくて解析不能)

  3. 回復の拠り所であった受信電波の正体
    • 国際電波通信連合に公開されていない電波であったため、当初200kHzずれていたとしても、前述通り予定時刻方向からの受信であったためASTRO-Hからのものだと信じていた(公開されていない物体から発信された電波のことが公になった瞬間だった そういうものがないとは思っていませんが)

  4. 200kHzずれていた電波
    • 受信した電波は 本来2280.5MHz のところがプラス側に200kHzずれた 2280.7MHz で発信されていた(非公開の電波)

  5. 折れてしまった太陽電池パドル
    • 想定外(会見では「通常の2桁倍の回転数」と発言)の回転力がASTRO-H太陽電池パドルに加わったと推測される
    • 有限要素法による構造解析の結果、パドルだけでなく取り付け部(根本)から折れたと考えられる
    • →動力源がなくなっていて、正常時に蓄電していた電力も既に使いきったと考えられる
    • 当初、太陽パネルモジュール(合計6つのうち)半分損失しても駆動できるよう設計されていた

  6. システムの脆弱性
    • 地上の人的システムの脆弱性(チェック機構はどうなっていたのか?)
    • コマンドを受信した衛星の脆弱性(異常値を衛星自身がキャンセルする機構は搭載していないのか?)

  7. 今後の原因究明
    • 今回はNASA独自の開発などはない
    • →NASAが関わる部分はJAXAとの共同開発なので、NASAのブラックボックス(不可触部)は存在しない
    • 全方向から原因究明できるはずである

  8. 環境観測技術衛星「みどりII」(ADEOS-II)
    • 2002年12月打ち上げ(H-2A-F4@種子島) 当時はNASDA(宇宙開発事業団)
    • マイクロ波等による地球規模の環境変化(温暖化、オゾン層、異常気象など)の把握と観測
    • 2003年11月交信不能となり、破棄された

  9. 搭載されていた観測機器の素晴らしさ
    • テスト受信の段階ですでに幾つかの観測が成功していて、成果物として複数の論文がメジャー誌へ投稿している(会見ではacceptedかどうかはっきりしない場面も)

  10. ASTRO-Hの後継機について




ゴールデンウィーク中のいろいろ
書いてたら、1エントリー分のボリュームになってしまいました...
ので、
別エントリーにしたいとおもいます。



配信で登場した 「大道さんのおすすめ トマーティンレガシー」

トマーティン・レガシー


私は飲んだことありません。
今度挑戦してみようとおもいます。


ちなみに、ウチに今あるお酒(とりあえずウイスキーのみ)を書き出してみますと

毎晩飲まないので、嗜好性度合いの振り切れたものが幾つかあると思いますけど...
呆れないでください。
(味はそんなにわかりません、多分)



ということで、今回は次に続きます



こちらのブログはTAC Podcastに連動しています
よかったら、お聞きくださいね☆

天王寺アップルクラブ Podcast 週1回を目標に配信中です。
このブログは収録に納まり切れなかった話題、楽屋話などを中心にメモ書きしています。






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